2016年8月24日水曜日


「小さな泉の村」


8月13日(土)第4回「小さな泉の村」報告
<ビビンパ・鶏とわかめのスープ・フルーツヨーグルト>

 「小さな泉の村」第4回目。今回は、1回目からボランティア参加して下さっているTグループ有志の方々が、自身の交流会のために来られなかったのでちょっとさびしい感じもありましたが、利用さん方がいつもより多く来られたことで、有意義な会となりました。
 和気あいあいとした雰囲気の中で、以前と比べると参加者同士の会話も多くなってきたように思います。また、ある利用者さんは、初めの頃、調理活動に参加することに消極的だったのですが、少しづつ変化がみられます。今回はいろいろなことに自ら挑戦しようと、周りに話しかけ参加する姿がみられました。人数は少なくても中身がギュッと詰まったよい時間を持つことができ嬉しく感謝なひと時でした。このような機会を通して、利用者さんたちが、少しでもバランスのよい食事に対して関心を持ち、自分で作る食事を食べる回数が増えればと願っています。心なしか利用者さんたちの顔が明るく輝いているように感じました。

フードバンク富山さんからの寄付、お菓子です。
フードバンクとやまさんからは、小袋のいろいろな種類のお菓子を頂き、みんなで仕分けをしてから配りました。
大人も子どももテンションが上がるプレゼントです。みんな楽しみにしています。
いつも食材などを会場まで届けて下さるフードバンクとやまの川口さんには、とても感謝しています!!「ありがとうございます」

まずニンジンを炒めま

今日のメニューはビビンパ、鶏のスープ、フルーツヨーグルト、きゅうりとワカメの酢の物の4種類です。来た人から順番に自分が作りたい料理のところに名前を記入し、作ります。



ビビンパの材料を入れて大きな鍋で炒めています。



 
差し入れのキュウリは、急きょ、ワカメと酢の物に。
今日の重要ポイント、 タレ作り!!
 
差し入れのキュウリ。とても大きいキュウリでしたが、ワカメと合わせて酢の物にしたらとっても美味しくなりました。
夏は酢の物がさっぱりとしていいですね。とても美味しかったです。
全メニュー完成!今日も、おいしそだねーーー。



ビビンパのおいしさの決め手は何と言ってもタレですよね。2種類のトウガラシの粉末をとてもたくさん入れ、しょうゆとみりんなどと混ぜあわせます。あんなにたくさんのトウガラシが入っているのに辛過ぎることなく、不思議です。
本場のトウガラシはいろいろな種類があるようです。そう言えば今日使ったトウガラシの一つには袋に甘口と書いてありました。トウガラシにも甘口があるのですね。
それから、「ビビンパ」とは日本語で「混ぜる」という意味だそうで、今日の調理リーダーのHさんは「混ぜる」ことの重要性をとても強調しておられました。
よく混ぜたビビンパは、とてもおいしかったです。♥
今日も和気あいあいとした雰囲気の中で・・・。
とてもいい声。
今日は調理が早く終わり、歌の時間ができました。♪♪

小さな泉の村のボランティア、Mさんは歌がとても上手です。ギター伴奏で歌を歌って下さいました。『君は愛されるために生まれた』とてもいい曲です♥♥

そして、お盆ということで、自分たちのふるさとを想い、『ふるさと』を全員で合唱しました。これもいい曲です。



できあがった料理を前に、みんなで「いただきます。」をしました。お代りをする人もいて、今日のメニューはなかなか好評でした。 食後のコーヒーを飲み、みんなで後片付けをして、そして最後に来月9月の再会を約束しました。今回もとても楽しく和やかな雰囲気の中ですることができ良かったです。
 この「小さな泉の村」に来てくださった全ての方々に感謝します。ありがとうございました。
来月も皆さんの元気な顔をみることができますように・・・。

~次回は9月10日(土)9:30~です。 皆さんのご参加をおまちしています。~ 場所はサンフォルテ2階調理室です。

※参加・支援いただける方はぜひ  メール:koizumi55.mura@gmail.com にご連絡ください。
いつでもボランティア、また募金など受け付けています。まずはメールを下さい。よろしくおねがいします。



「小さな泉の村」は、路上生活から社会に復帰して生活の自立を目指す人々、経済的不安を抱えながらひとりで暮らしている人々を対象とした無料の料理教室です。ともに料理し、食卓を整え、同じ食卓を楽しみ、協力して片付ける半日間の楽しい調理の交わりです。